フリーランスのデメリット

02_フリーランス

フリーランスのメリットは以前に紹介しましたが、今回はデメリットを紹介します。

 

 

フリーランスのデメリット

1.仕事は自分で見つける

当然ながら、自分で仕事を探す必要があります。今ではいろいろなフリーランスの仕事を紹介しているサイトがありますので、それらを活用するとよいでしょう。「フリーランス 案件」などで検索してみましょう!多くのフリーランスは、複数のサイトに登録して仕事を探している場合が多いようです(筆者もそうです)。会社員とは異なり、自分がやりたい仕事を見つけることができます(しかし、受注してみて「思っていた仕事と違う・・・」、なんてことはよくありますが・・・)。

そうそう、レジュメ(経歴)の書き方には最大限に気を使ってくださいね。レジュメは自分をアピールする資料です。そう!あなたは営業マンとしてご自身を買っていただかなくてはなりません!

まあそういうわけで、仕事探しは大変です・・・

 

仕事探しの流れ

仕事探しの具体的な手順は省略しますが、プロジェクト参画型の仕事探しの例を簡単に書いてみます。

順番が前後するところもありますが、ご参考程度に。

1.気になる案件に応募する

2.エージェント(=案件を紹介しているサイトを運営している企業)が依頼元企業にあなたを提案する

3.依頼元企業があなたと面談したいと思えば面談の機会をくれる(日時調整をする)

4.面談する(経歴紹介と業務内容やリモートワークはOKかなどのすり合わせをする)

5.依頼元企業からOKの返事をいただいたらエージェントからあなたへ連絡が来る(あなたから辞退することもできる)

6.エージェントと条件(稼働率、単価、参画日など)を交渉する

7.依頼元企業とエージェントとの間で条件をやり取りして、その結果をあなたにお知らせする。

8.あなたがその条件でOKであれば契約手続きを進めてほしい旨を伝える

8.契約書(エージェントとあなたとの契約書)が送られてくるので内容が問題なければサインする

9.現場の場所と集合日時の連絡が来る

10.現場に行って業務開始!

 

 

2.確定申告を自分でする

ざっくりと流れを紹介します。

 

確定申告とは?

「確定申告」とは、その年(1月1日~12月31日)の利益を算出(=決算)し、所得税(今は消費税も)を確定して納付することです(納付するまでが確定申告です)。所得税とは、1年間に儲けたお金(=所得)に対して一定額を国に治める税金のことです。この所得税は、国からXX万円払ってください!と納付書が届くわけではなく申告制なのです。確定申告とは自身で決算を行い所得税を確定させるということです。

会社員の場合も所得税を支払いますが「源泉徴収」という形で給与から引かれています(源泉とは給与のことを指します)。そういえば最近はフリーランスも報酬を受け取る際に源泉徴収されることが多いです。

確定申告の流れ

さて、所得税を確定させるためにはまずは決算をする必要があります。決算の前に、確定申告には青色申告と白色申告の2種類があり、提出する決算の内容が異なります。

青色申告では複式簿記と呼ばれる会計帳簿の整理方法でその年の損益と財務状況(現預金や資産、負債など)を明確に算出する必要があります。青色申告で確定申告をすると大きい控除(最大で65万円)が受けられます。一方、白色申告では、損益のみ計算して提出すればよく、控除額は最大で10万円ですたしか。(白色はやったことがないのでよくわかりません)

決算!

決算をご自身でやる場合は、マネーフォワード、free、弥生(やよい)等のクラウド型会計サービスにサブスクリプション契約をします。個人事業主の確定申告用であれば1000円~1500円くらい/月だと思います(たぶん)。筆者はマネーフォワードを利用しています。

 

確定申告は、「面倒だ!」ということを聞いたことはないでしょうか。

はい、めんどくさいです!

 

決算は、収入(報酬)と、支出(経費)を入力していきます。収入は契約書(支払調書)、支出はレシートの内容を入力します。とりあえずレシートはなんでも取っておく癖をつけましょう。(月別にレシートを分けておきます)

入力は最初は戸惑うかもしれません。いや、戸惑います!

入力の内容は、

・収入の場合は、いつ誰からどの口座に振り込まれたのか。そのうち源泉徴収と消費税はいくらか

・支出の場合は、いつ何の費用をどの口座から支払ったのか

これだけではないです。例えば自宅で仕事をする場合は、家賃の何割かを経費にできます(按分”あんぶん”といいます)のでこのような設定もしなければなりません。

とまあ、こんな感じの作業を仕訳(しわけ)といいます。

これらを入力すると、会計ソフトが損益決算書と貸借対照表を自動で作ってくれます。で、最終的に預金通帳の残高と貸借対照表の預金の残高の数字が合わない!ってことになって、入力漏れ、入力ミスを探すことになります(笑)

 

確定申告書をつくる

さてさて、決算(損益計算書、貸借対照表の作成)は何とか出来ましたと。次に申告書を作成するのですが、これも会計ソフトに入力すれば作れます。入力項目に必要事項を入力していけばOKなはずですが、、、入力項目に何を入力するのか解らなかったり、確定申告のフォームは毎年何かしら記入項目が変わったりするので、それを調べるのがめんどくさいです。毎年、いろいろな税理士さんが「20XX年の確定申告」の作成動画をYoutubeにアップしてくれますのでその解説を参考にしたりします。本当にありがとうございます!

 

確定申告をする!

確定申告書ができたら、国税庁のサイトで e-Tax という電子納付ができるサイトがありますので、そこにログインします。マイナンバーカードが必要です。今回は詳しくは書きませんが、ここで作成した確定申告書を提出しさらに所得税の納付を行います。電子納付でないと満額の65万円控除は受けられないのでできるだけ電子納付をしましょう。

 

経費を証明するレシートやら、控除の証明書やら、WEBで購入した物品の電子の領収書やらを整理して税務調査が来てもすぐに提出できるようにまとめておけばOKです!(これもなかなかめんどくさいのです)

 

こ、こ、これでやっと終わりです!

お疲れさまでした、わたし!(&You!)・・・

(丸3日くらいはかかっている気がします。。。)

 

自分では決算や確定申告は無理だ!という方は?

もう、税理士さんにお願いしましょう。。。地域の税務署(商工会議所)に行くと「青色申告会」という団体ありますので、そこで相談するとよいでしょう。あとは、税理士を探せるサイトもありますので料金などを見て相談してみるとよいかと思います。ちなみに筆者は税理士さんを利用したことがないです。。。筆者は経理というものをやってみたかったのでいろいろ勉強しました。いや~、辛かったですよ。。。教えてくれる人がいれば割とスムーズだと思いますが自力でしたからね。。。

勉強はしましたが、毎年やり方を忘れてしまっているので、ヒイヒイ言いながら経費を入力しています。「これ、なに費にしてたっけ・・・?」って感じです(笑)

 

税理士さんの費用は詳しくは分かりませんが、毎月1万円くらいで、確定申告で15万くらいのようです。まあ、年間で30万円くらいと考えておけばよいのではないでしょうか。もっと安い(月に数千円程度)という税理士さんもいらっしゃるようですのでいろいろ調べてみましょう。

確定申告のことを考えて不安な気持ちになるのであれば少し高くても税理士さんに頼ったほうが楽です。

その分、もっと稼げるように精進することに力を使いましょう!

 

3.社会保険、住民税は自分で払う

所得税(+消費税)以外には、どんな支払い義務があるのでしょうか。基本的には、健康保険、年金、住民税ですね。業種によっては個人事業税というものもあります。

 

健康保険

国民健康保険に加入するか、それに代わる保険に加入する必要があります。国民健康保険は市区町村の役所に行けば窓口がありますので、そこで加入の手続きをします。離職票などが必要だった気がします。窓口で聞いてみるとよいでしょう。国民健康保険の税額は、確定申告の所得によって算出され6月頃に納付書が送られてきます。もうほんとに高いです。収入にもよりますが、「家賃か!」ってくらい。(一応上限があります)

 

年金

国民年金に加入する必要があります。市区町村の役所に行けば窓口がありますので、そこで加入手続きをします。会社員の場合は厚生年金ですが、フリーランスの場合は国民年金です。国民年金は会社員の厚生年金と比べて支払う額が少ないので、老後に受け取る年金も少ないです。ですので、必要に応じてNISAやidecoなどに加入して老後に備えましょう!こちらも納付書が送られてきます。なお、納める額は一律です(たしか1万7千円程度/月)。

 

住民税

こちらも6月頃に確定申告の所得から税額が計算されて、納付書が送られてきます。健康保険と並び、こちらもなかなか高額な支払いを覚悟しておく必要があります。こちらは上限はという概念はありません。所得から所得控除を差し引いた額の10%くらいです。

 

4.社会保険は会社が負担してくれない

厚生年金や健康保険料は会社が5割負担してくれていますが、それらの恩恵はありません。国民健康保険料と住民税の額には少々驚くかもしれません。(家賃か!ってくらい)

 

5.社会的信用が低い

最近ではフリーランスもやや認められるようになってきましたが、それでも会社員よりは社会的信用度が低いです。例えば、不動産契約(部屋を借りる)、クレジットカード、ローンについては、少々不利でしょうかね。ただ、収入を証明できる資料(確定申告書、源泉徴収票など)を提出すれば、最近ではそれほど断られないようです。ゴールドカードくらいであれば問題なく作れると思います。最近私も作りました。NISAの積み立ての関係で。7,8年前に部屋を借りようとしたときに、オーナーからフリーランスはお断りと言われたことはありますが今はどうなんでしょうかね。保証人がいれば問題ない気がしますが。住宅ローンなどは難しいでしょうね。。。

 

 

6.総括

ここまでフリーランスのデメリットとして代表的なものをいくつか挙げてみました。会社員との違い(デメリット)を簡単におさらいすると、仕事は自分で見つけて確定申告をし税金は全額支払う、且つ、社会的な信用力が低い、ということでしょうか。今回は細かいことは書いていませんが、仕事を見つけるにしても契約書をしっかり読んだり、お金を使うにしても経費を意識したり(領収書をもらう!どのクレカで支払うかなど」)、仕事を見つけ続けるためにはウデを磨き続けたりは普段から気にしなければなりません。これまで述べてきたこと以外にもまだまでデメリットはあるでしょう。そうそう、上記で述べた以外にも、会社の看板のデカさというか威力には脱帽しますね。イチ個人とはこれほど無力なのか・・・と痛感させられます。(個人の社会的信用なんて1mmもないのです。。。)

 

ただ、会社員から自立することで、社会で生きているという実感が湧いてくるものですし、野心、向上心、政治経済への関心などが育まれる環境ではあるのかなと感じています。

 

さて、会社員の皆さんはこれでやる気がでたのではないでしょうか!

どこに行ってもハイパフォーマンスを出せるプロフェッショナルとして生きていけるよう、一緒に頑張りましょう!

 

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